アツモリウオ

アツモリウオ

(松本隆さん)06/6/6
大河ドラマ「義経」に関連して各地で展示されることの多かったアツモリウオ。
赤い鎧を着ていた平敦盛に因んで名付けられたそうです。

(補足情報)
とくに北日本の水族館ではよく紹介されている魚。赤い体色が、寒い海の魚としては珍しく鮮やかです。

at おたる水族館
by 松本隆様


分類: 脊索動物門  条鰭綱  カサゴ目  トクビレ科
学名: Hypsagonus proboscidalis
英名:
別名:
特徴:

Agonomalus属とされることもあるようです。

富山湾、岩手県以北の北日本、オホーツク海、日本海、東シナ海にかけて分布。

水深20〜100mほどの沿岸域にすみ、水底でじっとしていることが多くあまり活発に泳ぎ回ることはありません。餌は小型の甲殻類などの底棲生物です。

大きな2つの背びれと吻端のひげ状の突起が大きな特徴です。体色は、褐色から鮮やかな紅色をしたものが多いようです。同属のクマガイウオによく似ていますが、クマガイウオでは側線上に黒い縦帯があることから識別することができます。

小型であるため、産業上の利用価値はあまりありません。水族館などではしばしば飼育されているようです。

動物さくいんへ

図鑑トップへ

サイトトップへ
inserted by FC2 system