アオウミウシ

アオウミウシ

(くりかわさん)05/8/11
画像は何の変哲もないアオウミウシです。
ですが、富栄養化が進む地帯のために、丸まると肥えているのが特徴です(と教えてもらいました)

(補足情報)
ウミウシの中では最もよく知られた種類。

at 天神島臨海教育園(野生)
by くりかわ様


分類: 軟体動物門  腹足綱  ドーリス目  イロウミウシ科
学名: Hypselodoris festiva
英名:
別名:
特徴:

本州以南の日本各地に分布し、とくに南日本の磯では最もよくみられる種類のひとつです。沖縄などでは少ないとされます。

潮間帯から沿岸の岩礁域にみられ、基本的には単独性です。春から夏にかけての産卵期には、とくに多くの個体が観察されます。餌はカイメン類。

体は濃青色で、背面の周縁は白〜黄色で縁取られています。また、背面には黄色の縦条や円形斑などがみられ、これらの斑紋は個体によって大きく異なっています。触角、および2次鰓は赤色をしています。

餌となるカイメンを常に供給しなければならないため、飼育の難しい動物です。本種に限らずウミウシの仲間は、食性の不明な種が多く、長期飼育されている例は少ないと言えます。

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