アカシュモクザメ

アカシュモクザメ

最近は水族館でもよく見かけるようになったが、かつては飼育の難しい魚といわれた。

変な形の頭ゆえ、水族館でもとても人気がある。

at 名古屋港水族館


分類: 脊索動物門  軟骨魚綱  メジロザメ目  メジロザメ科
学名: Sphyrna lewini
英名: Scalloped hammerhead shark
別名:
特徴:

全世界の暖海に広く分布し、国内では関東地方以南でみられます。

左右に大きく張り出した独特の形の頭部が大きな特徴で、英名の「ハンマーヘッド」や和名の「シュモク(撞木)ザメ」もこれにちなんでつけられています。

シュモクザメの仲間はいずれもこのようなハンマー状の頭部をしていますが、頭部の形状からそれぞれの種を識別できます。本種は頭部の前縁が丸く前に張り出し、その中央部にくぼみがあるのが特徴です。

比較的岸に近い場所を好み、中層をよく泳ぎ回ります。普段は単独でみられますが、場所によっては巨大な群れをつくることがあり、そういった場所はダイバーに人気があります。
餌は魚類や甲殻類、イカやタコなどで、過去に人を襲った例も知られているようです。

卵胎生で、1度に50cm前後の仔魚を15〜30尾産みます。しかし残念ながら、少なくとも国内において飼育下での繁殖にはまだ成功していません。

水槽内では頭部を壁面などにぶつけやすく、その傷のために死ぬことが多かったため飼育が難しいとされてきました。
近年では、照明や水流を工夫することで、長期飼育を行うことも可能になってきたように思われます。


注:撞木[しゅもく]…寺で鐘を鳴らすときに使う木づちのような道具のこと。




<アカシュモクザメ・ギャラリー>

頭部の写真。

頭部が大きくなったため、感覚器官が増加して餌を探す能力が高まったとか、グライダーの翼のように推進力を得ている、などといわれている。

at 新江ノ島水族館
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