プロトプテルス・エチオピクス

プロトプテルス・エチオピクス

(どふらいんさん)05/6/19

(補足情報)

by どふらいん様


分類: 脊索動物門  肉鰭綱  レピドシレン目  プロトプテルス科
学名: Protopterus aethiopicus
英名: Marbled lungfish
別名:
特徴:

アフリカのナイル川流域、およびタンガニーカ湖やビクトリア湖などいくつかの湖に分布。
河川や湖の沿岸部、池や湿原などに生息し、主に貝類を好んで食べるほか、水生昆虫や小型の魚類、ときに植物質も餌とします。

うきぶくろは肺としての機能を発達させており、空気呼吸を積極的に行います。うまく空気呼吸ができないと、窒息死することもあると言われます。
乾季に完全に干上がってしまうような環境では泥で繭をつくり、その中で夏眠を行う生態がよく知られます。

アフリカ産ハイギョの中では最大になり、2m近くなるものもいるとされます。胸びれと腹びれはむち状に長く伸び、背・しり・尾びれは融合して一つとなっています。体表にはしばしば、暗色の不規則な斑紋がみられます。

雨季に繁殖を行い、オスが掘った巣穴の中にメスが入って産卵します。その後、オスは卵や仔魚を保護します。

現地では食用とされるほか、観賞魚としても人気のある魚です。

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