ズアカアオバト

ズアカアオバト

(ジャマランディさん)05/12/28
ズアカアオバトです。日本産の亜種はその名に反して頭は赤くありません。アオバトに酷似しますがこちらの方が若干、大柄のようです。それから、尻のウロコ模様が多い事も特徴です。

at ネオパーク・オキナワ
by ジャマランディ様


分類: 脊索動物門  鳥綱  ハト目  ハト科
学名: Treron formosae
英名: Formosan green pigeon
別名:
特徴:

南西諸島、および台湾からフィリピン北部に留鳥として分布。

3亜種に分けられ、屋久島から沖縄本島にかけてにみられるものがリュウキュウズアカアオバト(T.f.permagnus)、先島諸島のものがチュウダイズアカアオバト(T.f.medioximus)、台湾以南に分布するものはタイワンズアカアオバト(T.f.formosae)とされています。

低地から山地にかけての森林に分布。単独から10羽ほどの小群で暮らし、地上でも樹上でもみられます。餌は植物の果実や種子など。

同属のアオバトに非常によく似ますが、本種の方がやや大型になり、全体にオリーブ色をしていることから識別できるとされます。
また、メスの方が体色が淡いことから雌雄を見分けられますが、これも容易ではないようです。

繁殖期は春頃で、樹上に簡単な巣をつくり2個の卵を産みます。繁殖生態について詳しいことは分かっていないようです。

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