ウミネコ

ウミネコ

(松本隆さん)06/4/16
おたる名物のウミネコです。
今年から餌付けは中止されたそうですが、依然として海獣公園に集まってきています。 アザラシの餌を横取りしていくこともあるようです。

(補足情報)
夏羽。全国的によくみられるカモメのひとつです。

at おたる水族館(野生)
by 松本隆様


分類: 脊索動物門  鳥綱  チドリ目  カモメ科
学名: Larus crassirostris
英名: Black-tailed gull
別名:
特徴:

千島列島やサハリン以南のオホーツク海、日本海の沿岸域、中国南部、台湾などにかけて分布。日本では琉球列島を除く各地沿岸に分布します。

沿岸や内湾、漁港、干潟などに生息。河川や池など淡水域でもみられます。
群れで暮らし、小型の魚類や甲殻類を捕らえるほか、打ち上げられたり漁港で捨てられた魚などもよく餌とします。

頭、および下面は白色、上面は青灰色で、翼の先端は黒色です。閉じているとこの黒色部に3つの白点が見えます。

尾羽には幅広い黒帯があり、成鳥にこのような特徴がみられるのは日本産のカモメの仲間では本種のみです。
脚とくちばしは黄色で、くちばしには黒と赤の斑紋があります。

夏羽と冬羽は比較的似ていますが、冬羽では頭部がやや灰色がかり、また脚やくちばしの黄色が淡くなります。

繁殖期は4〜7月にかけてで、沿岸の崖や草の生えた岩礁などに大きなコロニーをつくります。1〜4個の卵を産み、雌雄が交代で卵を温めます。

しばしば餌付けの対象となっていることがありますが、そのために本種が過剰に殖えることは生態系の破壊に結びつく危険性があり、餌付けを自粛している箇所も出てきているようです。




<ウミネコ・ギャラリー>

(松本隆さん)06/4/16
こちらは飛んでるウミネコです。
脚はどこへいったんでしょう(笑)。

(補足情報)
確かに脚が見えない…。
尾羽の黒帯が本種の特徴です。

at おたる水族館(野生)
by 松本隆様
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