ショウジョウトキ

ショウジョウトキ

全身が鮮やかな朱色の体色は、とてもよく目立つ。
ただしこの色は餌によるもので、適切でない餌を与え続けると色褪せてしまう。

at 市川市動植物園


分類: 脊索動物門  鳥綱  コウノトリ目  トキ科
学名: Eudocimus ruber
英名: Scarlet ibis
別名:
特徴:

南アメリカの主に東部沿岸に分布します。
川沿いの林やマングローブ林に大きな群れをつくってすみ、その鮮やかな体色から、遠めに見てもよく目立ちます。

長い嘴を泥の中や水草の間に差し込み、魚やカエル、甲殻類、水生昆虫などを捕らえて食べます。 鮮やかな赤橙色は、これらの餌の成分によって得たものと言われており、動物園でも色を維持するためにオキアミや専用の餌を与えているようです。
また、この体色は生まれて1年ほどしてから生じるもので、幼鳥は黒っぽい色をしています。

マングローブの林の上に集団で巣をつくり、繁殖します。
近年では、各地の動物園でもよく繁殖するようになっているようです。




<ショウジョウトキ・ギャラリー>

こちらは幼鳥。
全身が黒っぽく、親とは全く異なる体色。

at 上野動物園
ショウジョウトキ(幼鳥)

少し成長した個体。赤みが出てきた。

at 上野動物園
ショウジョウトキ(幼鳥)

(リッピさん)05/11/28
ショウジョウトキの幼鳥は上野のがありましたが
少しクチバシの色が違うので貼らせていただきますね

(補足情報)
成長段階によって少しずつ体色は変化していくようです。

at 奈良市総合福祉センター・野鳥の森
by リッピ様
ショウジョウトキ(幼鳥)
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