オオフラミンゴ

亜種ヨーロッパフラミンゴ

亜種ヨーロッパフラミンゴ。 脚は全体がピンク色をしている。

中世ヨーロッパではフラミンゴの舌が珍味として重宝されたというが、おいしいのだろうか。

at 多摩動物公園


分類: 脊索動物門  鳥綱  フラミンゴ目  フラミンゴ科
学名: Phoenicopterus ruber
英名: Greater flamingo
別名:
特徴:

ベニイロフラミンゴ(P.r.ruber)とヨーロッパフラミンゴ(P.r.roseus)の2亜種に分類されますが、それぞれ別種として扱われることもあります。

亜種ヨーロッパフラミンゴはアフリカから地中海沿岸にかけてにみられ、ピンク色の脚で他のフラミンゴ類と識別できます。一般にオオフラミンゴというとこちらの亜種を言う場合が多いようです。

亜種ベニイロフラミンゴは南アメリカのカリブ海沿岸およびガラパゴス諸島に分布し、オレンジ色がかったフラミンゴの仲間でもとくに鮮やかな羽色が特徴です。

湿地や塩水湖にすみ、特殊な構造の嘴を利用して水中のプランクトンを食べます。
独特のピンク色の体色は餌に由来するもので、動物園でも「色落ち」を防ぐために特別の飼料を与えることが多いようです。




<オオフラミンゴ・ギャラリー>

亜種ベニイロフラミンゴ。

フラミンゴの仲間では最も大きくなる種類で、色も鮮やかなので見栄えがする。

at 上野動物園
亜種ベニイロフラミンゴ

亜種ヨーロッパフラミンゴの幼鳥。多摩では大きなフライングケージで飼育し、繁殖も順調。

at 多摩動物公園
ヨーロッパフラミンゴ(幼鳥)
動物さくいんへ

図鑑トップへ

サイトトップへ
inserted by FC2 system