ナンベイレンカク

ナンベイレンカク

(ジャマランディさん)06/1/23
この大きな足で体重を分散させてハスの葉の上を沈み込まずに歩くことができるのでしょう。

(補足情報)
長い足指ばかりに目が行きますが、シックな色合いの体色も美しい鳥です。

at 鳥羽水族館
by ジャマランディ様


分類: 脊索動物門  鳥綱  チドリ目  レンカク科
学名: Jacana jacana
英名: Wattled jacana
別名:
特徴:

パナマからエクアドル、ペルー、ブラジル、ボリビア、ウルグアイを経てアルゼンチン北部までの中央・南アメリカに分布。

雨季によく冠水するような湿原や草地に生息します。長い足指を用いて浮葉をつくる水草の上を歩き回ることができ、主に昆虫を餌としています。

体は美しい赤褐色、顔から胸にかけては黒色、また広げないと見えませんが、翼は淡色をしています。くちばしは黄色で、根元の部分や額板は赤色。近縁のアメリカレンカクは、額板が黄色であることから識別できます。

雨季を中心に産卵し、一妻多夫。メスは複数のオスと交尾し、それぞれのオスのもとでおよそ4個の卵を産みます。巣は水辺に近いところにつくられ、抱卵・子育てはオスが行うようです。




<ナンベイレンカク・ギャラリー>

レンカク科の鳥は翼に短い爪を持っているが、観察する機会はなかなかない。ちなみに、爪が何に役立つのかについてはよく分かっていないらしい。

この爪は撮った写真に偶然写っていた。

at 上野動物園
ナンベイレンカク(翼の爪)
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