ナベコウ

ナベコウ

(大ペケさん)05/6/25
多摩動物園からつがいで贈られたナベコウです。繁殖目的だったのですが、どうやら相方が居なくなったようです。

(補足情報)
日本にもまれに飛来するコウノトリの仲間。

at 安佐動物公園
by 大ペケ様


分類: 脊索動物門  鳥綱  コウノトリ目  コウノトリ科
学名: Ciconia nigra
英名: Black stork
別名:
特徴:

季節による渡りを行い、夏はヨーロッパから東アジアまでのユーラシア温帯域で繁殖し、冬になるとアフリカ北部やインド、中国南部などに渡ります。また、南アフリカには渡りをしない個体群もあります。日本には、ごくまれに迷鳥として飛来します。

湿地や河川の周辺に生息し、地上を歩き回りながら魚類やカエル、昆虫、貝類などを捕らえて食べます。ときには小型の哺乳類を餌とすることもあるようです。

体はほぼ全身が光沢ある黒色です。胸から腹にかけては白色で、くちばしと脚は鮮やかな赤色をしています。幼鳥のくちばしは黄色。

繁殖期は春頃。コロニーは形成せず、ペアが単独で巣をつくります。
巣は森林の樹上や岩棚の上など人の干渉の少ない場所につくられ、木の枝を土で固めた直径1.5mほどの大きなものです。3〜4卵を産み、ペアで子育てを行います。




<ナベコウ・ギャラリー>

腹部は白色をしている。

at 千葉市動物公園
ナベコウ

多摩で産まれた幼鳥。まだ産毛が残っている。

親と異なり、くちばしは黄色いようだ。

at 多摩動物公園
ナベコウ(幼鳥)
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