マゼランペンギン

マゼランペンギン

(ジャマランディさん)05/4/25
先日の動物ニュースで大分のマゼランペンギンの産卵の話題がありましたので、今回はそのマゼラン君たちです。

(補足情報)
この属のペンギンたちは互いによく似ています。見分けられますか?

at 大分マリーンパレス水族館・うみたまご
by ジャマランディ様


分類: 脊索動物門  鳥綱  ペンギン目  ペンギン科
学名: Spheniscus magellanicus
英名: Magellanic penguin
別名:
特徴:

南西大西洋から南東太平洋にかけて分布し、繁殖地はアルゼンチン南部からチリ南部にかけて、およびフォークランド諸島にあります。
大きな群れをつくって生活し、水中でイカや魚類、オキアミなどを捕らえて食べます。ときに水深90m近くまで潜ることもあるといいます。

同属のフンボルトペンギンケープペンギンとよく似ますが、本種では胸を通る黒帯が2本あることから容易に識別できます。

繁殖は草地や砂礫の多い場所など様々な環境で行われます。巣は地上に作るか、地中に穴を掘って作ることもあります。1度に2個の卵を産み、ペアで子育てを行います。

同属で分布の重なるフンボルトペンギンとは飼育下で雑種を生じることがあり、野生でもごくまれに交雑が起こることが知られています。




<マゼランペンギン・ギャラリー>

幼鳥。

幼鳥のうちは斑紋が鮮明でなく、他のSpheniscus属のペンギンと区別をつけにくい。

at しながわ水族館
マゼランペンギン(幼鳥)
動物さくいんへ

図鑑トップへ

サイトトップへ
inserted by FC2 system