クロエリハクチョウ

クロエリハクチョウ

(リッピさん)05/12/3

(補足情報)
特徴的な外見から、一旦おぼえれば他種と見間違えることはありません。

at 奈良市総合福祉センター・野鳥の森
by リッピ様


分類: 脊索動物門  鳥綱  カモ目  カモ科
学名: Cygnus melanocorypha
英名: Black-necked swan
別名:
特徴:

南アメリカ南部、チリやパラグアイ、アルゼンチン、ウルグアイなどに分布。

淡水の沼や湖、ときとして汽水域のラグーンにみられ、小さな群れで水草や岸に生える植物、藻類などを食べています。ふつう水上で暮らし、あまり陸に上がることはありません。

ハクチョウの仲間では最も小型の種類のひとつ。体が白く、首の部分の羽が黒いことから、他種と識別するのは容易です。目の周囲は白く、くちばしは灰黒色です。
くちばしの付け根にはピンク色のこぶ状突起があります。これは成長するにつれて大きくなるほか、オスの方がメスのものよりも大型になります。

繁殖期は緯度によっても異なりますが、7月から11月頃にまで及びます。大きなコロニーはつくらず、岸辺の草やぶの中に植物を盛り上げて巣をつくります。卵は主にメスが抱き、オスは巣の周辺の見張りをして侵入者を激しく攻撃します。

1度に4〜8卵を産み、約36日後にヒナがふ化します。




<クロエリハクチョウ・ギャラリー>

(リッピさん)05/12/3

(補足情報)
頭部のアップ。赤いこぶ状の突起はインパクトがあります。

at 奈良市総合福祉センター・野鳥の森
by リッピ様
クロエリハクチョウ
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