カワセミ

カワセミ(オス)

写真はオス。嘴が黒い。
知名度はとても高いようで、動物園でもお客さんの関心は高い。

バードウォッチャーにも人気があり、みんなから愛されている鳥である。

at 井の頭自然文化園


分類: 脊索動物門  鳥綱  ブッポウソウ目  カワセミ科
学名: Alcedo atthis
英名: Common kingfisher
別名:
特徴:

日本全域、東南アジアから南アジア、ヨーロッパなどに広く分布している鳥。
よく知られるように河川や湖沼、池などの水辺に暮らし、木の枝などから水中にダイビングして魚類などを捕らえます。捕らえた獲物は枝などにたたきつけて弱らせてから、のみ込みます。

青く輝く背中とオレンジ色の腹のコントラストが実に美しく、「水辺の青い宝石」などと呼ばれ日本ではたいへん親しまれている鳥です。

オスとメスでは羽色はほとんど変わりませんが、メスの下嘴がオレンジ色を帯びるのに対し、オスでは全体が黒色なので区別できます。

春から夏にかけての繁殖期には、オスがメスに獲った獲物を渡して求愛する、プレゼンティングと呼ばれる行動がみられます。巣は、川辺の土手などに深さ50〜100pほどの水平向きの穴を掘って、その奥につくります。

上野動物園や井の頭自然文化園などでは繁殖に成功しています。




<カワセミ・ギャラリー>

メス。下嘴がオレンジ色をしていることから識別は簡単。

at 豊橋総合動植物公園
カワセミ(メス)
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