カンムリシギダチョウ

カンムリシギダチョウ

一見ホロホロチョウなどにも似て見える体型だが、この仲間だけで独自のグループを形成している。
ズーラシアではキジの仲間などと共に通り抜けのバードケージで飼育中。

at ズーラシア


分類: 脊索動物門  鳥綱  シギダチョウ目  シギダチョウ科
学名: Eudromia elegans
英名: Elegant crested tinamou
別名:
特徴:

南アメリカ、アルゼンチンからチリにかけて分布。

標高2500mほどまでの乾燥したサバンナや草地などに生息します。地面を小群で歩き回り、飛ぶことはほとんどありません。外敵に襲われたときも、飛ぶことはなく、走って逃げます。
餌は植物の種子や果実、葉、芽などの植物質や昆虫など。

体は丸く、褐色に白色の斑紋があります。また頭部には、上に大きく曲がる冠羽が発達するのが特徴で、和名や英名の由来ともなっています。

繁殖期は8〜11月にかけてで、地面の茂みなどに植物質の巣をつくります。5〜9個ほどの黄緑色の卵を産み、抱卵はオスが行います。卵は20〜21日でふ化するようです。




<カンムリシギダチョウ・ギャラリー>

黄緑色の卵。

上野ではなぜか、年末が近づくと「クリスマスツリー」と称してこんなディスプレイが。無精卵を利用したものだろうか。

at 上野動物園
カンムリシギダチョウ(卵)
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