ホオカザリヅル

ホオカザリヅル

アフリカにすむ大型のツルの仲間。

黄色い目にピンク色の嘴、頬からぶら下がる白い肉垂が印象的だ。

at 上野動物園


分類: 脊索動物門  鳥綱  ツル目  ツル科
学名: Grus carunculatus
英名: Wattled crane
別名:
特徴:

エチオピアからボツワナ、モザンビークにかけてのアフリカ東部から南部にかけて分布するツル。
川沿いの湿地に暮らし、アフリカのツルの中では最も水辺を好みます。水草や植物の種子、昆虫、貝類、カエルなどを主な餌としています。

周囲を水に囲まれた中に草などを盛り上げた巣をつくり、その直径は1.2〜1.8mにもなります。卵は1個、まれに2個で山の中心に産み付けられます。

生息地が開発によって減少したことから個体数が少なくなっており、世界的に保護策がとられています。動物園でも継続的に繁殖を進めていくことができるよう、準備が進められています。

あごの下に垂れ下がった肉垂が特徴で、和名の由来ともなっているようです。




<ホオカザリヅル・ギャラリー>

ホオカザリヅルのヒナ。

上野のペアは子育てがあまり上手くないらしく、マナヅルのペアが仮親として育てていた。

at 上野動物園
ホオカザリヅル(ヒナ)

上のヒナよりは育っているが、まだ産毛が残っている。

埼玉動のペアはしっかりと子育てをしていた。

at 埼玉県こども動物自然公園
ホオカザリヅル(ヒナ)
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