ホオアカトキ

ホオアカトキ

動物園ではよく見かける種類であるが、野生のものは絶滅寸前。

レッドデータブックでは、日本のトキよりも絶滅の危険性が高いとしている。

at 上野動物園


分類: 脊索動物門  鳥綱  コウノトリ目  トキ科
学名: Geronticus eremita
英名: Waldrapp ibis
別名:
特徴:

かつては北アフリカからヨーロッパ南部にまで広く分布していましたが、環境の変動や農薬の影響などによって多くの地域では絶滅し、現在は北西アフリカのモロッコに約200羽が生息するに過ぎません。

トキ科の鳥としては乾燥した場所にもすみ、昆虫や小型の爬虫類、その他の小動物を餌としています。巣は水辺に近い断崖の岩棚を好み、コロニーを形成してヒナを育てます。一度に2〜4個の卵を産みます。

国内外の動物園で繁殖の努力が続けられ、現在飼育下の個体は2000羽近くが知られているようです。

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