ヒロハシサギ

ヒロハシサギ

一見するとゴイサギの色違いみたいだが、日本の動物園ではほとんど見かけない珍鳥。

写真は千葉動にて。
同居している鳥の中ではおとなしい性格のようで、写真のように手前に下りてくることはあまりない。

at 千葉市動物公園


分類: 脊索動物門  鳥綱  コウノトリ目  サギ科
学名: Cochlearius cochlearia
英名: Boat-billed heron
別名:
特徴:

メキシコからアルゼンチンにかけての中央・南アメリカに分布。
低地のマングローブ林や川沿いの森林に生息し、主に夕方活動します。餌は水辺でとり、エビや昆虫、カエル、小魚などを待ち伏せて、くちばしですくうようにして捕らえます。

見た目は日本でも見られるゴイサギなどに似ていますが、大きな目や幅の広い独特の形をした嘴は非常に特徴的。
分類学的には、あまり近い種類ではないようです。

繁殖は樹上で行い、マングローブの樹上につがいか小さなコロニーで営巣します。2〜4卵を産み、卵は23〜28日ほどでふ化します。

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