チョウゲンボウ

チョウゲンボウ(オス)

オス。
頭部は青灰色を帯びる。

ハトほどの大きさしかない小型の猛禽だが、優秀なハンターであるという。

at 八木山動物公園


分類: 脊索動物門  鳥綱  タカ目  ハヤブサ科
学名: Falco tinnunculus
英名: Common kestrel
別名:
特徴:

ヨーロッパや西アジアの一部、サハラ以南のアフリカ、日本などでは留鳥。ユーラシア大陸の中・高緯度地方で繁殖する個体群は、冬になるとインドや東南アジア、アフリカなどに渡ります。

平地から高地まで様々な場所にみられ、草原や川原、農耕地など開けた環境を好みます。
ふつう単独で暮らし、ネズミなどの小型哺乳類や小鳥、昆虫などを餌とします。

オスは頭部と尾羽が青灰色、上面は褐色で、腹部には黒色の縦斑があります。一方、メスでは頭部・尾羽ともに褐色で、尾には黒色の横縞模様があります。また、腹部の縦斑はオスに比べて大きめです。

繁殖期はふつう春〜夏にかけて。崖の洞穴などに巣をつくりますが、近年では都市部のビルなど人工物を営巣場所とするケースも増えているようです。
4〜6個ほどの卵を産み、ヒナはおよそ27〜31日後にふ化します。




<チョウゲンボウ・ギャラリー>

こちらはメス。

頭部は褐色で、黒の縦条がたくさん走っている。

at 夢見ヶ崎動物公園
チョウゲンボウ(メス)
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