ベニバシガモ

ベニバシガモ(オス)

写真はオス。名前の通り鮮やかな紅色をした嘴が、黒い体とのよい対比となっている。
それに対してメスは、やはり地味。

at 八景島シーパラダイス


分類: 脊索動物門  鳥綱  カモ目  カモ科
学名: Netta peposaca
英名: Rosybill
別名:
特徴:

南アメリカ中部以南に分布。夏はアルゼンチン中部以南で繁殖し、冬になると低緯度地域へと移動します。

浅い沼地などにみられ、主に植物質のものを餌としています。同属には潜水の得意なアカハシハジロなども含まれますが、本種はほとんど水に潜ることはないようです。

オスは胸から上が黒く、色鮮やかな紅色の嘴をしているのが特徴的ですが、メスは全身が茶褐色の上に嘴も目立たない青灰色で、実に地味です。

繁殖の際には1ペアか、数ペアが集まって群れをつくります。地面の茂みの中に営巣し、約10卵を産みます。卵は約27〜29日後にふ化するようです。




<ベニバシガモ・ギャラリー>

こちらはメス。
最初に見たとき、いったい何のカモなんだか全く分からなくて困った。

ウェブなどでいろいろ調べた結果、これがベニバシガモのメスのようだ。

at 千葉市動物公園
ベニバシガモ(メス)

(なかじ〜さん)06/2/11

(補足情報)
若いメス個体。頭部は徐々に白くなっていくようです。

at 福岡市動植物園
by なかじ〜様
ベニバシガモ(メス)

(なかじ〜さん)06/2/19
水からあがって全身写ってるのをって思っていたのですが、良いのが撮れなかったので補正&トリミングしたのを貼ります。

at 福岡市動植物園
by なかじ〜様
ベニバシガモ(メス)
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