アナホリフクロウ

アナホリフクロウ

(muscaさん)04/10/13
さて、写真はのいち動物公園で初めて見たアナホリフクロウさんです。フクロウの中では珍しく?昼行性なのだそうですよ。

(補足情報)
ペット用にはしばしば流通しますが、動物園ではあまり見かけない種類。

at のいち動物公園
by musca様


分類: 脊索動物門  鳥綱  フクロウ目  フクロウ科
学名: Athene cunicularia
英名: Burrowing owl
別名:
特徴:

南北アメリカに広く分布する、全長25pほどの小型のフクロウの一種です。

開けた草原地帯にみられ、プレーリードッグやジリス、アナグマなどの古巣を利用して生活します。名前とは裏腹に自分で穴を掘ることはあまりありません。
広い面積があれば人工的な環境にも順応するようで、牧場や空港の近くの草地などにもみられるといいます。

フクロウの仲間としては珍しく、昼間にもよく活動します。
地上性で、草原を走り回って昆虫や小型の哺乳類、トカゲなどを捕らえます。そのために脚が長く発達しており、独特の外見をしています。

繁殖は巣穴の中で行われ、春から初夏にかけて6〜10個の卵を産みます。
メスが主に卵を温め、オスはメスのために餌を運んだり、巣穴を守るため出口の近くで見張りをしたりします。
ふ化したヒナは、自力で歩き回って餌を捕ることができます。

生息地アメリカでは、道路で車にはねられたり、イヌやネコに襲われたりして、生息数の減少している地域もあるといわれます。




<アナホリフクロウ・ギャラリー>

全身画像。

立ち上がった独特の体形と長い脚が印象的。

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