アカゲラ

アカゲラ(オス)

オスとメスはよく似ているが、オスでは後頭部に赤色部があることから見分けられる。したがって写真はオス。

at 井の頭自然文化園


分類: 脊索動物門  鳥綱  キツツキ目  キツツキ科
学名: Picoides major
英名: Great spotted woodpecker
別名:
特徴:

ヨーロッパから中央・東アジアにかけてのユーラシア大陸中緯度地方、サハリン、カムチャッカ半島、日本などに分布。
国内では北海道と本州、四国にみられます。多くの地方では留鳥ですが、冬鳥として飛来するものもあります。

低地から山地までの森林にみられ、単独ないしはペアで行動します。くちばしで枯れ木に孔を開け、中にいる昆虫の幼虫などを引き出して食べるほか、木の実などの植物質も餌とすることがあるようです。

上面は黒、腹側は白色で下腹部は赤色をしています。翼には白い横斑があるほか、上側に大きな白斑があるのが本種の特徴とされています。
また、後頭部がオスでは赤色であるのに対しメスでは黒いことから雌雄を識別できます。

繁殖期は5〜7月頃で、枯れた木などに穴を掘ってそこに巣をつくります。卵数は4〜6個で、およそ14〜16日ほどでふ化します。




<アカゲラ・ギャラリー>

こちらの個体は後頭部の赤色斑がないのでメスと分かる。

at 上野動物園
アカゲラ(メス)

下腹部の赤色が見える。

後頭部がよく見えないので、残念ながら雌雄については不明。

at 上野動物園
アカゲラ
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